▶封鎖されないように

二火会の対局を見ていると序盤から隅や辺に籠もる風景がよく見受けられます。
上手に殺されないように早生きを図るのでしょうか。
まだ外の出口が開いているのに生きよう生きようで籠もってしまいます。
その結果、外側の白の厚みが大きくなってしまいます。
なぜそうなっちゃうのでしょうか。
一番は死んだら大変だから早生きを図るということでしょうけど、厚みの価値や厚みの利用法がわからないとうこともあるかも知れません。
地は現ナマに、厚みは先行投資に例えられます。
現ナマは数えればわかりますが、投資は将来どれだけの価値を生むのかわかりにくいでしょう。
また、現ナマは減ることがありませんが、投資はその後の運用法が難しいかもしれません。
二火会での対局です。
  Aさんが黒
  Bさんが白
の6子の置碁です。
  20150501.jpg
白11までの図ができました。
この結果はどうでしょうか。
  Aさん(黒)の考えはおそらく
    左下はがっちり生きた、10目ほどの確定地もできた。
    白は地らしきものは何もない。
    しかも、次は黒の手番だ。
    6子のハンデはコミにして60目くらい、左下10目の確定地を足すと70目のリードだろう。
  Bさん(白)の考えはおそらく
    序盤からこんなにも隅に籠もるとは驚いた。
    この碁は勝てそうだ(早くもそう思う)。
    6子のハンデは1子減って5子にはなっている。
AさんとBさんの評価はまったく逆になっています。
隅に凝り固まった黒の打ち方はさすがに良くないでしょう。
しかし、自分が納得できないなら上手の言うことに従うことはありません。
左下の黒は完璧な生きです。
周りに多少の白石がきても無条件で死ぬことはありません。
ところが、辺の黒石が攻められて左下の黒に影響が出てきました。
辺の黒が攻められたのは左下の白を強くしたせいです。
結果、左下はコウになりそうでしたが黒は間違えてタダで死んでしまいました。
では、どう打てばよかったのでしょうか。
  201506011.jpg
  黒➏ではAかBにツケるのが良いと思います(他の打ち方もありますが)。
  AとB、好きな方にツケればよいでしょう。
  白が三々に入った場合の比較です(三々に入るとは限りませんが)
  201506013.jpg 201506012.jpg
  黒は左右どちらの図が良いと思いますか。
  どちらが良いのか私にはわかりません。直感だとAかな?。

置き碁の序盤では封鎖されないように外に出ていくことが大切と思います。
外に向かうということは逃げることではなく攻めの体制を築くということです。


  IMG_0631_R.jpg
           5月の反省会

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