▶シチョウ

昨年8月の二火会での対局です。
Aさんが黒(2子)、Bさんが白です。
中盤に差しかかり、AさんがBさんの白2子をシチョウにできるか考えています。
  Aさん「シチョウだよな」
     「終わっちゃうな(シチョウに追いかけて相手も
      逃げると間違えたほうが敗勢となる)」
  Bさん「.....」
私は対局がないのでソバで観戦していました。私の読みでは黒のシチョウは成立しません。有力なシチョウ当たりもありません。
ところがAさんは「シチョウだね」と言って白2子をシチョウにかかえてしまいました。
当然Bさんはシチョウを逃げ出すものと見ていたら、気合に押されたのか読みきったのかシチョウを逃げなかったのでびっくりしました。Bさんはシチョウ当たりを打ち、Aさんに白2子を抜かれてしまいました。
棋譜がないのでシチョウが成立したかどうか確かめることができないのが残念ですが。
「シチョウ知らずに碁を打つな」の格言もあるように、シチョウが読めるか読めないかでは一局の勝敗を左右します。
手数の長いシチョウを読むのは途中で分からなくりまた一から読み直し、時間もかかってしまいます。
プロはどうしているかというとオーソドックスに一手一手読んでいるようです。
シチョウを読む何か簡便な方法はないものでしょうか。
そこで、平行移動法の登場です。
シチョウの型をシチョウ当たりの近くまで平行移動させます。そうすれはそこから数手読むだけでシチョウが判定できます。

下図のシチョウは成立しますか
2016021001.jpg

このシチョウを読むのは結構大変ですよね。
そこでシチョウの型をシチョウ当たりのソバまで平行移動させます(頭の中でイメージして。指でなぞるのはやめましょう)。
そこからだと数手読むだけで済みます。
201301262.jpg

2016021002.jpg


下図のシチョウがネットに載っていました。
これが瞬時に読めるようならプロ級かも知れません。
2016021003.jpg
                     ↓
2016021004.jpg


これは某一流棋士がタイトル戦でシチョウをうっかりした有名な一局です。
プロ棋士にとっては簡単なシチョウでしょう。
あり得ない大チョンボで、55手という短手数で投了しています。
2016021005.jpg
                     ↓
ここで投了
2016021006.jpg
                     ↓
2016021007.jpg



(囲碁部世話人:平井 hirai1111@kdn.biglobe.ne.jp)

  棋聖戦
    張栩 棋聖 ☓ 井山裕太 本因坊、王座、碁聖、天元、十段
      第1局 1月17・18日  井山本因坊 白番5目半勝ち
      第2局 1月31・2月1日 井山本因坊 黒番中押し勝ち


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