形勢判断

「あれーこんなに負けてるの!」
終局後に数えてみたら20目以上も負けていた。
級位者なら日常茶飯事ですが、有段者でも結構見受けられます。
整地してから大差に気付き、目数を数えないまま石をかたずける人がいますがマナー違反なのでやめましょう。投了しない限り100目差であっても目数を申告しなければなりません。
大差で負けるのは、大差なのがわからないか投げっぷりがよくないかのどちらかです。
僅差でも逆転不可能な場合は投了することがあります(一流プロの場合)。
「中押し」イコール「大差」と思っている人がいますがそれは間違いです。
20目も違っていたらちょっとした形勢判断ですぐに分かります。
でも、まったく形勢判断しなければそれはわかりません。
なぜ形勢判断しないのでしょうか。その理由を想像してみると、
 ・とにかく面倒だ
 ・形勢判断の仕方がわからない
 ・形勢判断したところで勝敗に大して影響しない
といったところでしょうか。
普通は五分または五分以上の手を打ち続けなければ碁は負けてしまいます。
しかし、優勢な時は多少の譲歩も必要です。優勢なのにそれが分からず目いっぱいに打って逆転される、それは形勢判断ができていないからです。
逆に劣勢の時は勝負手(無理手)を放って逆転を図らなければなりません。劣勢なのにそれが分からず漫然と打って数えてみたら負けていたというのは最悪です。
形勢判断をすることにより勝ち碁は確実に勝ち、負け碁は逆転をする確率が高くなります。
形成判断の方法ですが、私の場合地を数え上げることは時間がかかるのでめったにやりません(できません)。同じくらいの黒地と白地を相殺、片方が少し地が多そうな場合は差だけを足し引きしていくやり方です。同じくらいの地がない場合は小さな黒地2つと大きな白地1つを相殺することもあります。形勢判断にそれほど時間はかかりませんが正確度はいまひとつです。
注意すべき点は中地は辺より、辺は隅より地が大きく見えることです(地は交点の集まりですが面積で見てしまいがちで中地は面積が大きくなります)。また、白石は膨張色なので白地は黒地より大きく見えることがあります(白石は黒石よりわずかに小さく作られていることをご存知でしょうか)。
「形成判断」して勝率を上げましょう。

(囲碁部 世話人:平井) 091217.gif
 

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